小平ふるさと村でタイムスリップ! その1:小平小川郵便局舎

郵便局窓口

小平ふるさと村。

昔の民家や施設が移築、保存されていて、無料でそれらを見学できます。

小平に住んでいる人、隣町の人、小平に遊びに来た人にはぜひ訪れてほしい場所です。

 

小平ふるさと村、つまんなーい!という人を時々見かけます。

実は私もそうでした。(笑)

 

このようなものを楽しむためには前知識がある程度は必要なんです。

何の知識も無く見に行けば、ただの古い家にすぎません。

 

例えば、たまたますれ違ったおじさんは特別な興味を持たれることはありませんが、その人が芥川賞作家だとわかれば状況は変わりますよね。

 

小平ふるさと村の展示物は、小平と小平周辺の歴史をちょっと知っていれば100倍楽しめます。

こちらも読んで見てくださいね。

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小平ふるさと村情報

小平ふるさと村所在地 東京都小平市天神町3丁目9番1号

  • 開園時間:午前10時~午後4時
  • 休園日:月曜日、第3火曜日、休日の翌日(土・日曜日に当たるときは、翌日)、年末年始(12月27日~翌年1月5日まで)
  • 費用:無料
  • 問合せ:Tel:042-345-8155
    (小平ふるさと村HPより引用)

小平は武蔵野台地の一角にある街ですが、その歴史には玉川上水が大きく影響しています。

小平市を一言で言ってしまえば、武蔵野台地と玉川上水が育んだ街と言えるでしょう。

その辺りのことは下の記事に詳しいので読んでみてくださいね。

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それでは、タイムスリップ小平 小平ふるさと村の建物等に関して解説をしていきます。

今回は、小平小川郵便局舎についてです。

古〜い郵便局舎

小平ふるさと村の正面入口には古い郵便局舎があります。

小平小川郵便局。

小平ふるさと村の古い郵便局

ジブリの映画にでも登場しそうな趣がありますね。

 

入り口の柱には邪気の侵入を防ぐと言われている柊(ひいらぎ)の小枝が添えられています。

ほとんど枯れてしまっていますが、それでも効果はあるのかな?(こういうところに新鮮な柊が添えられていると雰囲気がキリッとしていいのだけど)

 

この郵便局の建物は、明治41年(1908年)に建築され、昭和58年(1983年)1月まで現役で使われていました。

 

ほんと、つい最近ですね。(笑)

 

資料には、旧所在地:小平市小川町1丁目2072番地、解体工事:平成2年7月3日~とあります。

 

これくらい古い郵便局舎になると、大正や昭和をテーマにした映画に登場する程度の『遠い存在』と思われがちですが、1983年まで使われていた施設で、古いものを大事に使う小平を象徴するような存在です。

もしかしたら私も使ったことがあるかもしれません。

郵便局窓口

局舎の中の扉や受付カウンターといったものが、自分の頼りない記憶を揺り動かしてくれるようで、こう言うのをノスタルジックって言うんでしょうね。

過去の記憶が柔らかく溶け出して、私たちを楽しませてくれるのを感じます。

昔ってよかったなー、というジジイモードにスイッチングしてしまいます。(笑)

 

ちなみにこの郵便局舎がもともと建っていた跡地にはもう郵便局はありません。

電話室?

郵便局の電話室

郵便局の入り口を入ってすぐのところに、

『電話室』

と書かれた扉があります。

郵便局の電話室って何でしょう?

 

日本の郵便局の管理組織は歴史的に色々な変遷があり、

逓信省、郵政省、総務省郵政事業庁、日本郵政公社、郵便局株式会社、日本郵便株式会社

とまぁ、様々に変わってきたわけです。

 

郵便局の根幹をなす仕事を一言で言えば、日本の情報通信のインフラとでもなるわけです。

メインのお仕事は言うまでもなく郵便ですね。

 

いっぽう電話、電報は日本電信電話公社(現日本電信電話株式会社NTT)が担っていたのですが、電話交換業務、電報受託業務を郵便局が請け負っていたのでした。

 

上の写真にある電話室は恐らくは、この局で電話交換業務を行なっていた名残ではないかと推測しています。(今度行った時に説明員の方に聞いてみますね。)

窓口の向こうには局員がいた

古い郵便局の窓口かつて窓口の向こうには局員がいました。

当たり前ですね。

 

木の机を並べて、地味な制服を着た女性と偉そうな局長がデスクワークをして、時々ボソボソと会話を交わす。

机の上にはペン立てと印鑑と作業中の書類しか置いていなくて、奥の棚には書類がキッチリと並べられている。

 

お客さんが来ると

「何か?」

と言った目でこちらをチラッと見るわけです。

 

んー!

目に浮かびますね。

できれば蝋人形でも置いて欲しいです。

 

かつての郵便局は家族経営といったところもあったようで、その家族が代々局長を勤めていたりしたようです。

郵便局内座敷

事務室の奥の部屋が畳になっていたりして、そこで日常生活を送っていたわけではないでしょうが、何となく生活臭を感じます。

 

このような仕事の世襲は既得権益といえば既得権益なのでしょうが、多くの郵便局員は慎ましく生活を送っていたのであって、日本の情報通信を支えているという誇りを持って仕事に取り組んでいたのだと思います。

 

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