国分寺駅北口の再開発に続き、南口の再開発はどんなものか?

国分寺の道1

北口のツインタワーの建設は着々と進められています。

この工事が完成すれば、北口は随分とキレイになることでしょう。

 

しかしこれは国分寺再開発の小さな一歩でしかありません。

というか、国分寺をこよなく愛するものとしては、これで終わらせてもらっては困るのです。

 

この記事は国分寺がもっと面白い街になって欲しいと思っている人に向けて書いています。

1点集中型の街開発の弊害

今、国分寺の街は駅という1点から発展を成し遂げようとしているように見えます。

 

この方法は非常に古典的で、ある意味、実績のある確実な方法なのかもしれません。

しかし、この方法には大きな弊害があることを忘れてはいけません。

地域間格差の拡大と、古くからある小規模店舗や商店街に壊滅的なダメージを与えてしまう可能性があるのです。

 

郊外に大型スーパーができて、街の商店街がシャッター街になってしまったという話はよくありますね。

 

今回の北口ツインタワーは、郊外の大型スーパーよりももっと大きな弊害をもたらす可能性があります。

なんせ、駅近ですから。

お客さんは駅から降りて、駅近のこのタワーで買い物を楽しんで、ごくごく周辺のお店だけを楽しんだあと、さっさと帰ってしまうという、駅からちょっと離れた商店にとっては最悪の人の流れができてしまいかねません。

国分寺駅南口の悲劇

南口はけっこう露骨に影響が出るでしょう。

 

北口が綺麗になる前は、なんとなく南口の方が栄えていた(やや疑問ですが)感じがしますが、完全に立場が逆転します。

 

今のままでは南口は正念場を迎えることでしょう。
放っておけば、南口は完全に国分寺駅の『裏口化』が進んでしまいます。

 

しかし、南口方面ってじつは素質十分で、とっても魅力的な街なのです。

国分寺駅南口を裏口にしてしまうなんて実にもったいない話です。

国分寺駅南口の特徴

とここまで書きながら、じつは南口方面には国分寺の発展を妨げる2つの問題点が集約されています。

それは段差(国分寺崖線)と、それに伴う不便な道という2点です。

 

南口方面は国分寺の悪い意味での特徴が強烈に出ている地域なんですね。

 

車では走りづらく、歩行者には優しくない道路環境が広がっていて、私にとっては今のところ『住みたくない地域ナンバー1』です。(笑)

 

しかしこのようなどうしようもないクセは、開き直って良い方向に利用をすれば、逆に非常にユニークな魅力に変貌する可能性があるのです。

 

こんなクセの強い地域にこそ、回遊性を高める大型商業地を誘致すれば、その周辺に自然発生的に小規模ながら、ユニークな商業施設が生まれてくる基盤ができてくると考えています。

南口をどうすればいいのか?

街が効率的に、多層的に発展するための有効な手段として、回遊性を高めることが効率的ですよ、という話を別の記事でしました。

その意味では、国分寺が面白い街になるためには、ツインタワーだけではまったく不十分です。

 

注:回遊性とは、ある街を訪れた人々が1箇所に留まるのではなく、散策するように街中を歩き回ることを指している。

離れた数カ所に大型の商業施設を配置し、それら大型商業施設の間には個性的な小型店舗が多く出現させ、町全体の発展を狙う街開発は古くから言われ、実践されてきた。

吉祥寺はその方法で成功した例である。

 

国分寺駅周辺に回遊性を持たせるために、街中にどのように大型商業施設を配置するかという全体的な構想がどうしても必要ですが、なんにしても北口だけではなく、南口も合わせて回遊性を持たせるべきです。

 

この記事では南口の特徴を考えて、南口のどこに大型商業施設を置けば、効率的に回遊性を持たせられるかを考えてみます。

回遊性を高めるための大型商業施設の設置範囲は直径450m程度が適当

魅力的な大型商業施設を駅周辺に配置して、その間を回遊してもらうには大型商業施設間の距離が重要になります。

近すぎても、遠すぎても意味がなくなります。

 

この距離に関しては、この方法で成功を収めている吉祥寺駅周辺を参考にするのが良いでしょう。

 

吉祥寺で、回遊性を高めるための大型商業施設は、コピス、東急デパート、丸井、ヨドバシカメラの4つがあります。

 

どこもほどよい近さ、ほどよい遠さのところにあります。
吉祥寺の街を歩けば、この距離感がちょうど良いくらいだと体感できます。

これら4商業施設は、直径約450mの円の中にすっぽりと収まります。

 

これを国分寺駅周辺の地図に当てはめてみました。

国分寺大型商業施設誘致範囲

北はロータリーがすっぽりと収まる範囲、南は殿ヶ谷戸庭園にまでかかります。

南口の大型商業施設誘致の第一候補地

南口だけでもできれば3箇所くらいに大型商業施設が欲しいところですが、そのうちの1箇所、ここだけは譲れないという場所があります。

 

それは、武蔵国分寺跡、湧水池への導線となる段差を下る道沿いです。

そこを第一の候補地としてあげました。

 

現在は都営国分寺南町三丁目アパートの敷地になっていますが、この敷地をそのまま大型商業施設に建て替えるのです。

国分寺駅南口大型商業施設誘致候補地

住んでおられる人がおり誘致には困難が予想されますが、思い切った判断が必要でしょう。

 

当初は崖の下が良いと考えましたが、ちょっと遠すぎます。

崖の上に回遊性が確保できてから、その次の段階として開発するのはアリかもしれません。

いずれ武蔵国分寺跡がもう少し魅力的な史跡になれば、国分寺駅から武蔵国分寺跡までの地域も、グッと面白く生まれ変わっていくのではないでしょうか。

 

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 この記事へのコメント

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