特別展 人体、上野の国立科学博物館で人間の不思議に触れてみよう!

人体展1

上野公園の一角を占める国立科学博物館で、

『特別展 人体 神秘への挑戦』

が開催されています。

 

第1会場では
人体研究の古典的な書物、臓器の機能を表す模型、臓器の実物、簡潔なビデオ解説、人体模型などが展示されています。

そして第2会場では
体内美術館、NHKスペシャル人体の放映で使用されたセットなどが展示されており見応え十分です。

人体に多少なりとも関心のある人は行かれることをお勧めします。

 

ここでは主な展示物、見所をご紹介します。

各臓器コーナーで紹介されているダヴィンチのスケッチ

循環器系、消化器系、神経系、呼吸器系、運動器系など臓器ごとにコーナーが組まれていて、それぞれのコーナーではビデオ解説、模型解説がされています。

ビデオは2分前後の短いものばかりですが、CGを駆使した完成度の高いもので、長い解説文を読むよりはこちらのビデオをくまなく視聴しておくことをお勧めします。

もちろん時間と体力がタップリある人はその場で解説文も読み込んでいただいて構いませんが、ショップで特別展の本が売られていてそれを買う予定であれば後でじっくり読んでも良いでしょう。

解説ビデオは会場でしか鑑賞できませんのでお見逃しなく。

 

特別展 人体 レオナルドダヴィンチ

(出典:国立科学博物館 特別展 人体 ホームページより)

 

また私が意外なところで感動を覚えたのは、レオナルドダビンチのスケッチなんです。

ペンで描かれた解剖スケッチなのですが、臓器は骨格の機能把握が実に的確で、それを見事に表現しています。

やはり天才なのだと思いますね。

ヴェサリウスの革命的な解剖図譜『ファブリカ』

特別展 人体 ファブリカ

(出典:国立科学博物館 特別展 人体 ホームページより)

 

16世紀の医学・解剖学者ヴェサリウスは自ら解剖を行い、体内の様子を解剖図譜ファブリカに描き出しました。

その初版本が展示されています。

 

その精密なタッチは素晴らしく、描かれている線一本一本からヴェサリウスの熱意がガンガン伝わってきます。

巨大で分厚い本なのですが、思わずページをめくりたくなります。(ガラスケースに収納されているのでそんなことはできませんが)

人間と動物の実物臓器見本

人間の臓器見本と動物の臓器見本が、各コーナーごとに展示されています。

人間の臓器は隠れたコーナーに展示されていて、見たい人にだけ見てもらうという配慮がされています。

実物なので嫌がる人もいるのだと思います。

 

一方、動物の臓器は普通に展示されています。

小動物から大型動物まで様々にあって、その中でも印象的だったのはキリンの胃袋。

あれ、ほとんどアドバルーンですね、それくらいデカイ。

必見です!

貴重な人体模型の展示

ワックスモデル

(出典:国立科学博物館 特別展 人体 ホームページより)

 

人体解剖を行ってその内容を記録する方法は、当初はスケッチしかありませんでした。

しかしできればそのまま立体的に解剖された人体を残したいと昔から考えられていました。

防腐技術が未発達な時代にあってはそれは大変に困難なことでした。

キンストレーキ

(出典:国立科学博物館 特別展 人体 ホームページより)

 

そこで考え出されたのが解剖人体を模型として残すという技術なんです。

会場には代表的な立体解剖モデルであるワックスモデルキンストレーキが展示されています。

当時の医学者にとっては実に貴重なものであったと想像できます。

本当に素晴らしい出来栄えです。

NHKスペシャル人体で放映された小道具の展示

タモリと山中教授が出演したNHKスペシャル人体。

この番組ではいろいろなメッセージが放映されていましたが、最も先進的で重要な情報だなと感じたのは、脳が人間を司るような一番偉い存在なのではなく、各臓器、各細胞が対等な立場で情報(ホルモン物質など)を出し合って強調活動を行っているのであり、人体とはこのような情報ネットワークで維持されている存在なのだということでした。

 

しかしこの考え方は実は東洋医学では古くから言われていたことなんです。

中国の道教が伝えてきた氣内臓(チネイザン)などはまさにその考え方を伝えており、今でも内蔵のマッサージを行うことにより、体のみならず心の健康を保つ施術が行われています。

人体展2

(タモリさん解剖モデル)

 

第2会場には、この番組で使用された小道具がたくさん展示されています。

レゴで組み立てられたタモリさんの解剖模型、骨の模型、子宮モデルなどたくさんあります。

また電子顕微鏡写真を並べた体内美術館のコーナーがあって、これ何気に感動しました。

実に美しいのです、人間の体は。

人体展 電子顕微鏡写真4 人体展 電子顕微鏡写真3 人体展 電子顕微鏡写真2 人体展 電子顕微鏡写真1

特別展の会場を出たところにはショップがありました。

クッキーなどのお菓子類、Tシャツ、ぬいぐるみなど人体にまつわるグッズがたくさん売られていました。

前から欲しいと思っていた頭蓋骨のモデルが売られていたので買ってきてしまいました。

結構良くできています。

でも精密過ぎて組み立てが大変でした。

人体展4

2018年6月17日までの開催です。

 

場所

東京都台東区上野公園7−20

 COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

関連記事

浅草寺

浅草寺で初詣の前に花やしきでカウントダウン。新年を笑って迎えよう!